身体部位 骨密度
老化と骨密度の関係は、健康寿命を考えるうえで非常に重要です。骨密度とは、骨の中に含まれるカルシウムなどのミネラル量を示す指標であり、骨の強度を保つための鍵となります。年齢を重ねると、骨のリモデリング(古い骨が吸収され、新しい骨が作られるプロセス)のバランスが崩れ、骨吸収が骨形成を上回るようになります。これにより、骨密度は徐々に低下し、骨粗しょう症や骨折のリスクが高まります。
特に女性は、閉経を迎える50歳前後から急激に骨密度が低下する傾向があります。これは、骨形成を促進する女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減少するためです。エストロゲンは骨の代謝に大きく関与しており、その減少は骨吸収を促進し、結果として骨量の減少を招きます。一方、男性も70歳以降になると徐々に骨密度が減少し、骨折リスクが増大します。
骨密度の低下は、自覚症状が乏しいため見逃されやすく、ある日突然の骨折(特に大腿骨頚部や腰椎)によって気づかれることが少なくありません。これが要介護状態の引き金となることも多く、高齢者のQOL(生活の質)を大きく損ないます。
エストロゲン対策は、唇にあります。
フォトンR+で20〜30往復でマッサージします。
